マンションの管理人はどんな仕事をしているのですか？

マンションの管理人の仕事は多岐にわたります。中でも非常に重要なのが、敷地内の清掃です。主な清掃場所は、共用廊下やエントランス、ごみ置き場など。また、日頃からマンション内を巡回して、設備や環境などに不備や異常がないかを点検します。窓口では、居住者への訪問客や宅配業者の対応、共用設備の鍵の受け渡し、入居届や各種申込書の受理など、受付業務を行います。マンション内設備の修理を行う際は、管理人が作業に立ち会うことも。粗大ごみの搬出や回収の立ち会いも行います。マンション内のお知らせを掲示したり、投函したりするのも仕事です。マンションの管理人は管理会社から派遣されていることが一般的で、管理会社の窓口としての役割があります。また、マンション内でトラブルが発生した場合は、管理人が状況確認や関係者への連絡を行います。現場をよく知る管理人がいることで、出動した専門業者などがスムーズに対応できるでしょう。

マンションの管理人は高齢者が多く、定年後の仕事として根強い人気があります。特別な資格など必要なく、常駐管理人、巡回管理人、住み込み管理人、代行管理人などさまざまな働き方があるので、自身のライフスタイルに合わせて求人を選べるのが人気の理由のようです。