Columnコラム
マンション管理適正化法、管理計画認定制度が開始で何が変わるのか?
2022年 12月
case.14
マンション入居者の
Fさん夫婦(49歳・44歳)
管理計画認定制度の実施により何が変わりますか?
2020年の「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」の改正を受け、2022年4月に「マンション管理計画認定制度」がスタート。管理組合が目指す管理基準が明確になり、管理状態が可視化されるようになりました。
これにより、マンションの購入を検討されている買主に関しては、管理の状態を見て購入を判断できるようになりました。売主については、個人の売主の集合体が管理組合になるわけですが、管理計画の認定を目指すことが居住価値の向上につながるため、資産価値も含めてマンションの価値を上げることになります。
また、管理組合や理事会などの活動状況も購入の判断基準となります。今後は公式ホームページなどを通じて管理組合の活動や会計の状態が情報公開されていることが、非常に重要な意味を持つことになるでしょう。