Columnコラム

ハイテク化

2022年 11月

マンション入居者のIさんご夫婦(48歳・51歳)

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マンション入居者の
Iさんご夫婦(48歳・51歳)

マンションのハイテク設備にはどのようなものがありますか?

近年のマンションは、居住者の利便性や安全性に配慮して、さまざまな設備のハイテク化が進んでいます。その具体例をご紹介します。

一つ目は、電子掲示板の導入です。「掲示物を貼ったり剥がしたりする手間がかからない」、「掲示物が大量に貼られたり、破られたりする心配がない」、「鮮やかで見やすい」といったメリットがあります。また、天気予報やニュースなどを流せるタイプや、防犯カメラとの連動タイプなどもあります。

二つ目は、共用部分の照明のLED化です。非常灯は停電時にバッテリーを使って点灯します。LEDの場合、電気代だけでなくバッテリー費用も安いので、数年おきのメンテナンス費用も抑えられるというメリットがあります。

三つ目は、電気式(コンピューター式)宅配ボックスの設置です。電気式には、主に自主管理式とオンライン管理式の2種類があります。その違いは、宅配ボックス会社と通信回線でつながっているかどうかです。オンライン管理式は管理センターに24時間接続され、常に遠隔監視されているのでより防犯性が高く、トラブル発生時は遠隔操作で開けることも可能です。

いずれにしてもハイテク設備を導入する場合はそれなりの費用が発生するため、居住者にアンケートを取るなどして、導入の必要性をマンション全体でじっくり検討しましょう。

ハイテク化

コロナ禍、ますます需要が高まる宅配ボックス。