大規模修繕は管理会社主導で進めて発注しても問題ないでしょうか？

大規模修繕の業者選びは管理組合が主体となって比較検討することが大切です。管理を委託している会社も含め、複数社で価格や計画内容を比較してみましょう。大規模修繕工事の計画段階から完成まで、技術面・合意形成の両面でサポートしてくれる、第三者へセカンドオピニオンを求めることもおすすめです。

まず、施工業者の工事費と工事品質の不透明性を排除することができます。また、設計監理者のチェックや理事会への助言を通じて、業務や品質の妥当性を確かめることができるので、より適切な工事を実現できます。さらに、理事会や住民間の合意形成の支援や、設計監理者選定の支援をしてもらえるというメリットもあります。

大規模修繕は管理会社に任せきりにせず、普段から興味を持ち、計画実施前に内容を確認してみるといいでしょう。